うつ伏せになるとすぐに左腰から足が痺れる、朝起きた時の腰の痛み、立ち上がる時の腰から足が痛む

長時間座っていることが多いので座っている時、立ち上がる時の腰からお尻、足への痺れが強く出る。バスケやバレーもしていて、自宅で子供を抱っこすることもあり早期に改善したい。

整形外科から坐骨神経痛と診断されてから主に整体、整骨院、カイロプラクティックに通うも根本的な改善に至らず困っていた。

 

来院当初の症状は…

・ベッドにうつ伏せになるのに時間がかかるほど痺れ、痛みが強く出る。

・普通に歩くことは出来る。

・５分程座っていると痺れが出る。

・足の筋トレを行うと少し痛み、痺れが緩和する。

・体を左に倒すと足まで痺れが出る。

・体を捻じると左腰に痛みが出る。

・バイクでの事故、アキレス腱断裂経験あり。

・反り腰傾向。

・お尻の筋肉の緊張は強く出ている。

・整形外科では固まったお尻の筋肉が神経を圧迫している、と言われた。

初回の時点で分かったことは・・・

●足の痺れの原因の一つとして股関節前側～膝の上までのももの筋肉の過度の緊張が考えられる。

●左股関節の動き、可動域が不十分。

●左右アキレス腱～膝の裏までの筋肉の固さがアンバランスである。

●自宅でのストレッチのやり方に問題がある。

初回は特に他にも原因はないか細かくチェックしながら施術をすすめる。

最初に左右お尻から足うらまでの施術、前ももから膝までの施術を行う。

初回施術はここで終了。日常生活での注意点を説明し、セルフメンテナンスを指導する。

 

２回目(初回時から５日目)

腰の痛み、痺れが半減して過ごせたとのこと。前回出来なかった股関節を中心に施術を行い、セルフメンテナンスも股関節中心に指導を行う。

 

３回目(初回時から１２日目)

腰から足を中心に施術、特にスネ、足首、アキレス腱を中心に行う。

 

４回目(初回時から２４日目)

４回目の時点でほぼ痛み、痺れは解消しているが体を動かすのはまだ不安がある。この時点で軽い筋トレもセルフメンテナンスに取り入れる。

 

５日目(初回時から３８日目)

仕事が多忙になったタイミングで少し左腰に違和感が出る。左骨盤が下がっており骨盤の調整を行う。

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９回目(初回時から６８日目)

バスケ、バレーボールを積極的に、こなすことが出来る。スポーツの終わりは特にメンテナンスに注意している。

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１２回目(初回時から８７日目)

自分自身のセルフメンテナンスのみで痛み、痺れは無くなる。

Ｉ・Ｔ様の場合、様々な施術、セルフメンテナンスなどを試しての繰り返しでした。繰り返すうちに改善することなく徐々に悪化していった可能性があります。

休日に思うように体を動かせず１年近く改善せずにいたので諦めもあったようです。

今回のお悩みは坐骨神経痛ですが事故で膝を痛めたりアキレス腱を痛めた経験があり原因は腰やお尻だけではなく足や股関節などを診ていく必要がありましたし、原因の一端が何カ所もあったため施術をしては検査をしての繰り返しでしたが根本原因をはっきりと炙り出す事ができました。

 

当院でまずはしっかりと患者様のお話を聞かせて頂き坐骨神経痛を改善へとサポートする助けになれば幸いです。

 

参照元：厚生労働省、腰痛対策